子どもミュージカル夏休み集中講座、5日目

2023年08月22日

現代の子ども達の不思議を、毎日見させてもらっている。

先生の怖さを全く意識していない。

例えば、賀山先生に向かって、

「今日は奥さんは来ないの?」

奥さんとは、バレーの先生で、時々、このミュージカル指導にやって来る。

その奥さんは、賀山先生と同様、劇団四季に在籍したホドの女性。

「奥さんが来ないのなら、今日はやりたくないな」と平気で言う。

また、ミュージカルの練習中も、「もう、疲れたからやめようよ」と言ったり、教室内を走り回ったり、とても私には我慢できないほど。

そんな時、賀山先生は、

「やる気があるの?なければ、やめて、今日は遊んで終わりにしようか?」と言うと、

「やめた方がいいんじゃない」

賀山先生は、もう返す言葉がないほど。

しかも、そんな子ども達が、なぜかやめない。そして、遊び半分でミュージカルをやっている。

台詞や歌も、いつの間にか身につけている。

遊んでいても、賀山先生が、うまく呼んで、歌わせたり、踊ったり、セリフを言わせると、いつの間にか覚えている。不思議な人種になったものだと思う。

明日が、発表会というのに、真剣さがまるでない。

賀山先生が、「明日は発表会ができるの?」と聞くと、

「それは、無理だと思う」

オーマイゴッド!

しかし、動画を見ていただくと、なぜか、やっているのだ。