7月13日 オープンシンギング@青葉台
歌えば、健康になるのか?
ガイドの賀山(講師)は、今日は大きな問題から入った。
集まった皆さんは、えーっと思ったことだろう。
賀山は続ける。自分が劇団四季に所属していた時に、そのような実感を味わったことなどないと言う。歌うことを本職としている人など、歌うことが健康になるとは考えたこともないと言う。
しかし、アメリカの大学では真面目にそのことを研究し、確かに実証されていると言うのだ。
いろいろな趣味をやっている人を調べてみると歌うことが実に健康にいいと言うのだ。
しかし、実は、歌うと言うことよりも、仲間と一緒に同じ歌を歌うことに意味があるようである。
そこで、賀山は、この歌うことをフレイル予防に積極的に活用していこうと考えていると力説した。
フレイルとは”弱い”と言う意味なのだ。
すなわち、フレイル予防とは弱い人たちが少しでも強くなること、あるいは、弱くなる人を食い止めようというのだ。
仲間と一緒に歌うことで、お互いに元気をもらうことが大事なのだ。
自閉症の子供に対しても歌うことで、心を開いていけるのではなかろうか?
不登校児童は仲間がいないことが問題で、周りからいじめられることが問題なのだ。共に歌うことができれば、解放に向かうのではなかろうか。
またまた、シニアの人々が直面するのは、老いてしまうということ。これは避けて通れないが、やはり、仲間が唯一の助けになる。そんなことを賀山は言いたかったのだ。
我々のN P Oの活動のメインテーマこそがこの問題であることを、今日は切実に解いたのだ。
さて、今日は、「夏の思い出」と「芭蕉布」。
夏の曲シリーズの第一部。
後で、分かったことだが、「夏の思い出」の中に水芭蕉という名詞が出てくる。
多分、賀山もそこまでは気がついていなかったであろう。
ところで、バショウ(芭蕉)はバショウ科の多年草。 英名をジャパニーズ・バナナと言うが、中国が原産といわれている。 高さは2〜3mで更に1〜1.5m・幅50cm程の大きな葉をつける。 花や果実はバナナとよく似ているがバナナではない。