歌声喫茶「ともしび」の再開

2023年05月17日

東京・新宿駅前で多くの人々が歌でつながり、2020年9月に店を閉じた老舗の歌声喫茶「ともしび」が22日、新宿区の高田馬場駅近くの新店舗で2年ぶりに営業を再開した。新型コロナウイルスの感染対策のため、定員を限定しマスクを外せない不自由さはある。それでも待ち望んでいた常連客たちは「本当に良かった」と笑顔で歌声を響かせた。

 「やっとこの日を迎えることができた」。斉藤隆店長(61)は感慨深げにあいさつした。再出発の最初の歌は「オー・シャンゼリゼ」。ピアノとアコーディオンの軽快な伴奏に合わせ、集まった客も店員も手拍子をしながら、口ずさんだ。

私も、田舎から出て新宿に出かけた時には、歌声喫茶「ともしび」に行った。

多くの人が、2年前の閉店を悲しみ、今は再開を喜んでいる。

再出発の最初の歌は「オー・シャンゼリゼ」。ピアノとアコーディオンの軽快な伴奏に合わせ、集まった客も店員も手拍子をしながら、口ずさんだと言う。私はこの光景を想像する。

人には、それぞれの歴史があり、どんな思いで大声で歌ったことだろう。その意味では、歌声喫茶、歌声広場の持つ意味は大きい。

私たち、“NPO 芸術で人々をつなぐPowWow”としても、今、その準備をしているところです。近々、開店しますので、乞うご期待。