劇団四季の元俳優 賀山祐介と元女優 関口三千香さんが歌う
2023年4月22日、午後1時30分から1時間、劇団四季の元俳優 賀山祐介と元女優 関口三千香さんが横浜市中山地区センターに来てくれ、楽しく、とても興味のある話をしてくれました。
また、合間合間に、歌を歌ってくれました。
話によると、関口三千香さんは1997年劇団四季に入り、一年後に賀山祐介が入団したということでした。
私が家内と、開演45分前に会場に入ると、既に、二人は歌の調整をしておりました。
二人の声量は我々一般の人間にとって、とても信じられないほどで、声が通り、響きもとても素晴らしいと感じました。さすがに、プロは違うものだと感じました。
もう、長いこと二人は歌ってないと言っておりましたが、私が見るところ、とても息が合っていて驚いたほどでした。
賀山は、ある時、私に関口さんのことを、「劇団四季にいた時から素晴らしい人であると同時に、何でも言い合える仲間だ」と語ってくれたことをふと思い出しました。
初めてお会いした関口さんは、とてもフランクな人で、私達夫婦にも気軽に声をかけて来られました。
開演前15分に開場しました。
会場には全部で26人くらいは来られていたでしょうか。
子供さんが二人、聞きに来ていました。
お客さんの中には、京都から来られたがいると聞いてびっくりしました。
東京からも来られていました。
中山地区センターの田中さんの挨拶があり、いよいよスタート。
みんな、劇団四季のファンのようでしたが、しかし、オーディションの話や練習の厳しさの話、節約のため広い練習場に電球の球一個、暗い中で練習していたり、食堂の話やおにぎりがサービスされていたり、とても華やかな舞台とは想像できない話も聞けました。
賀山は練習のため、血尿が出たり、呼吸困難になったり、・・・。
歌になると、もう、そんなことなど忘れさせてくれました。
歌の素晴らしさはとても筆舌に尽くし難いほどでした。
近くにいたお年を召した方が私に、「こんないい歌を聞けたのに、入場料が900円は安すぎる」と、申し訳そうに言ってきたのにはビックリしました。
最後に、アンコールの声が飛び、ライオンキングの歌が聞けたのも良かった。
会場におられた方々は、口々に、「素晴らしかった」、「いつ死んでもいい」と言いながら見知らぬお友達に向かって言い合っていた光景を見て、私は、グーッときました。