若葉台オープンシンギングの”歌会初め”

2024年01月26日

宮中でもあるまいし、歌会始とは不謹慎と怒られそうですが、気分は正にその通り。

久々に会う友達と挨拶できるのも嬉しい。カヤマッチと親しく呼べる先生と会うのも楽しい。

しかし、今日のレッスンはいつもと違ってチョット違う気分。なぜなら、我々のサークル”若葉台オープンシンギング”に歌って欲しいと要請が入っているからです。要請先は若葉台特別支援学校の中等部からです。

今日から5回のレッスンはその発表会のための準備。これは画期的なことです。昨年発足のこのサークルが人前で歌うのです。多分、3曲程度になるかと思います。

いざ、レッスンが始まります。

候補の曲は、「トゥモロー」、「カントリーロード」、「にじ」などでしょう。

発表会の終わりには、子ども達と一緒に歌いたいということです。

いつものように、発声練習です。今日は見学のためのお客さんが2名。この方たちも、初めての発声練習に一生懸命でした。

その後は、「トゥモロー」の練習。

練習の途中、面白い話が賀山先生から聞けました。その内容を簡単に披露しましょう。

「合唱をやっていると、皆さん、自信を持ってきて、次第にソロになっても良い気分になる。歌も、ソロの気分で歌いたくなる。実は、それで良いんです。ソロの気分で歌ってください。特にソプラノのパートはイチゴちゃんになってください。」

それを聞いたみんなは、ポカンとしていた。

「イチゴを食べるときに、生クリームをつけて食べるが、どんなに生クリームが美味しくても、肝心のイチゴが新鮮でなく、美味しくなければ食べたくないでしょう。ソプラノはイチゴなんです。だから、ソプラノは自信を持って歌ってください。アルトやテノールやバスはそのイチゴを美味しくするために歌うものなんです。」

すると、ソプラノの一人の女性が、「そうなんだ、私は美味しいイチゴだったんだ。よし、自信を持って歌おう。今までは遠慮していたから。」、と。

続いて、「カントリーロード」。これは大体オーケーが出た。

そして、「にじ」。