オープンシンギング@青葉台、夏の思い出他2曲
先々週は、「夏の思い出」シリーズの第一部。今日はその第二部。
今週は、「夏の思い出」と「パプリカ」と「芭蕉布」の3曲。
日中は全国的に暑く、39℃が全国各地で記録された。まさに、夏の思い出そのものである。
集まった人は7人。
スタートの話は、声を出す時の脳の働きから始まった。
大学の講義のようにホワイトボードを使って説明が始まった。歌を歌いにきたのに?と疑問を持った方もいたが、これが賀山のスタイルである。
そして、今日の一曲目の「夏の思い出」に入る前にこの作曲者中田喜直の話を始めた。
今年は中田喜直の生誕100年だそうな。中田喜直は「めだかの学校」、「雪の降る街を」、「小さい秋見つけた」などを作曲。なお、父親の中田章は「早春賦」を作曲。
中田喜直はフェリス女子短期大学の音楽科講師に就任し、その後40年にわたって教職を勤め上げた。その関係で、横浜市内の校歌を数多く作曲したようである。
それを聞いたみんなは、「パプリカ」の歌を体を揺すって歌っていた。
最後の曲は「芭蕉布」。なかなか三拍子の曲は珍しい、と賀山が説明すると、「スケーターワルツ」がそうだと生徒さんから鋭い指摘があった。しかし、ワルツではない曲で三拍子の曲は珍しい。これは確か。
また、今日は、歌の途中に出た賀山の話は面白かった。
歌はメロディと同様にリズムの大切さを実感した時の話である。
劇団四季のロックオペラの「ジーザスクライスト、スーパースター」の練習の時の話。
一般のミュージカルではそれほど、リズムのことはあまりうるさくなかったが、「ジーザスクライスト、スーパースター」の時だけは違っていたと言う。
ロックオペラゆえ、ロックのようにリズムを体で表現しなければならないのに、そんなことは従来の劇団四季の俳優には簡単にできなかったと言う。特に、クラシックを専門としていた俳優にはこれが簡単にはできなかったと言う。その時の話を面白おかしく話してくれた。
私は、とても楽しかった。