ゴスペルのコーラスレッスンを計画している

2022年12月02日

本日、朝、横浜市内の地区センターから、下記の依頼を受けました。

来年、夏から、ゴスペル風のコーラスレッスンを計画しているが、協力してくれないか、という話でした。

18世紀の後半、奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は、彼ら独自の言語・宗教などをいっさい剥奪された。

その奴隷達は、その苦しい状況下で、アメリカ南部プロテスタント福音(ゴスペル)と出会い、キリスト教への改宗を経て、神を賛美する音楽を奏でるようになったものである。

こうしてアフリカ特有の跳ねるリズムブルー・ノート・スケールや口承の伝統などと、ヨーロッパの賛美歌などの音楽が融合して、スピリチュアル(黒人霊歌 negro spiritual とも言う)という現在のゴスペルのルーツとなる音楽が生まれた。

奴隷制の下では厳しく歌やダンスを制限されたが、奴隷解放後は、ホーリネス派のように打楽器の使用を認める宗派も登場した。

地区センターで企画しているゴスペル風コーラスは、黒人霊歌とは全く異なるもので、チョッとした振り付けと拍手で、楽しく歌うものである。そこには、宗教色はまるで無いもの。

みんな、仲間が、手を叩き、体を揺すって歌うものである。

その地区センターでは、来年の12月には発表会をしたいということである。

早速、我々はその意向に沿って、企画を練って提案する予定です。

色々、地区センターを回って話を聞くと、それぞれ企画をお持ちで、とても面白い。